2011年5月26日木曜日

雨の前に

先日発生した台風2号が、週末にかけて日本列島に近づく影響で、今週末は雨模様です。

今日は、雨が降ってくる前に、外壁に防湿シートを貼り、防湿シートを押さえ外壁の下地となる胴縁と言われる木材の施工を行いました。
外壁の仕上材が張られる前、全体に白く貼られているのが防湿シートで、このシートの上に横にボーダー模様のように並べられているのが胴縁です。


前回、天井・屋根の下に通気層を設け換気をするための窓を付けたとブログに載せましたが、外壁にも通気層を設けるために、ある方法を用いています。それが下の写真です。


通気胴縁という、溝のついた胴縁を張ることで外壁内部に風の通り道を作るのです。
木造住宅の外壁の内側に通気胴縁を施工することにより、通気性が高まり、結露を防ぎ、住宅の耐久性の向上を図るのです。
これから来る暑い夏でも、温められた空気が、この溝を通って軒先から外へ抜けていくので室内も快適に保たれるのです。

今週末は、室内の工事が進みそうです。

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