2015年3月31日火曜日

シート貼り工法断熱

先日、金子建築工業株式会社が主催した、「シート貼り工法の断熱施工研修」に参加してきました。
2020年の省エネ基準義務化に向け、高断熱仕様が家づくりの標準となっていく中、断熱技術を高め、正しい断熱方法を学ぶことを目的とした研修です。
座学と実習:シート貼り工法で進行中の現場研修にて、より実務的な研修となりました。

夏涼しく冬温かい家、快適性を高めるために行う断熱工事。冷暖房機器を効果的に使用するためにも、まずは断熱性を高めることが家造りにおいて重要となります。
では、とにかく高性能の断熱材を厚く詰め込めば良いのかというと、実はそれは間違いなのです。断熱材は施工法を間違えると、内部結露の原因となり、家の寿命を縮めてしまうという、危険な状況に陥ることもあるのです。

では、どのような施工が正しいのか。一言で言えば、家の隙間を極限まで無くし、冷暖房の逃げを押さえるということが、求められます。
かなりの手間、施工者の技術・知識が必要となりますが、快適な家を実感できる断熱工事の提供をしていきたいものです。