2011年5月17日火曜日

もう5月も半分過ぎました

 先週の日曜日は、地元で所属している消防団の行事があり、今週は久しぶりの筋肉痛にて一週間がスタートしました。6月に消防の操法大会というものがあり、大会の出場メンバーになっているため、週に3,4回訓練があるため、最近は消防中心で一週間が進んでいます。今後もブログにて消防ネタが顔を出すかも・・・。

 さて気付けば、もう5月も半ばで、もうすぐ建前から早くも一カ月になります。
この頃になると、今までの大工さんに加え、板金屋さん・水道屋さん・電気屋さん・左官屋さんと多くの職人さんが出入りし始め、現場もにぎやかになっています。

 下の写真は今日、ある部分に付けられた窓です。
どこの場所に、何のために付けられたものでしょう?


 最近、家の断熱についての関心・重要性が高まっていますが、我が家も断熱にはこだわり、日々断熱について色々と勉強しています。
 2階の天井全面に断熱材を敷きましたが、断熱材と屋根の仕上材の下地との間に、空気層を設け、換気をさせる窓を付けました。

 日本は高温多湿という特有の気候です。さらに下地材や断熱材などの新建材の普及により家の気密性が高まり、屋根の下は結露が起こりやすくなっています。 室内で温められた空気は上へ上へといくため、特に冬の夜、小屋裏に溜まった温かい空気は、屋根をはさんで冷たい空気とふれ、小屋裏に結露を発生させるのです。そして、この結露はカビを発生させたり、構造材を腐らす原因にもなってしまいます。
  また、屋根や外壁は常に太陽光で熱せられており、夏場の小屋裏は50℃以上もの高温になってしまいます。天井裏にこもった熱気は、室内の温度を上昇させ、冷房効果を低下させてしまうということもあります。天井裏を換気すると温かい熱を逃がし、その結果、冷房効率がアップします。
このように、様々な要因・必要性から、天井の空気層の換気をする窓を付けたのです。



 内装の仕上げについて、キッチン・ユニットバス等の設備についてなど、打合せもより具体的に、そして細かい打ち合わせの回数も増えてきました。要望を言う側、要望を具体化し最終提案をする側と、両者の立場を経験しながら、現場を進めています。家を建てるというのは、人生で一度有るか無いかの経験のため、今回は施主側の立場を存分に味わっていきたいですね。

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