2012年1月18日水曜日

鳥居製作 第1章

今日は久しぶりに、日中気温が上がり日差しが多少暖かく感じられましたが、
まだまだ風は冷たく、寒さと乾燥が続いていることから、ここ中部地方を中心に
インフルエンザの流行が広がっているようです。
帰宅時には手洗い、うがいを念入りに行い流行にのらないようにしたいものです。


私が住む地区にある神社の鳥居が、一昨年の大雪の影響で根元が傾き、また老朽化が顕著になってきたため、新しく作り直すという依頼をいただき、大工さんに製作をしてもらっています。

鳥居の材料は、なんと山から切られたそのままの原木。

普段、住宅等の建築を行う木材は大半が、工場にて製材されきれいに整えられている物がほとんどのため、原木からの加工は大変です。

まず最初に行う作業として、一番外側の皮を、鎌や大きなのみのような刃物ではがしていきます。



厚くて硬い皮をはがすと、次に電気がんなで表面のでこぼこを整えます。



そして、最後にきれいな円柱になるようかんなをかけます。



普段は機械で製材され、指定の寸法に切りそろえられている材料ばかりを使うため、
このうような作業を行うと、当たり前の大切さを知ります。

神様にたずさわる仕事をさせていただけるということで、感謝の気持ちを込めて行いたいものです。

これから、加工、塗装、組み立てへと進んでいきます。

加工から完成は第2章にて。

0 件のコメント:

コメントを投稿